尼崎市立文化財収蔵庫 (尼崎市南城内)
 阪神尼崎駅南東の庄下川を渡ると、一帯は尼崎城跡公園として整備されている。尼崎城は、現在の北城内・南城内のほぼ300b四方、甲子園球場の3・4倍の敷地に築かれた。
 収蔵庫は南城内にあった中学校の校舎をそのまま活用している。教室を活かして、「尼崎城と城下町」「発掘資料から見る尼崎の歴史」「産業・民俗資料」などの展示室のほか、企画展示室や講座室などが配置されている。
 現在、収蔵されている古文書や絵画による「南北朝内乱と尼崎展」が尼信会館(電話06-6413-1121)で開催されている(11月15日まで)。古くから瀬戸内海有数の港であった尼崎が内乱に巻き込まれた歴史を解き明かしていて興味深い。
 さて、収蔵館の建物は旧中学校の校舎だが、もともとは市立尼崎高等女学校の校舎として1933年に建てられたものという。現在も当時建てられた校舎が残っている。外観もそうだが、建物内はとてもレトロで、映画「ALWAYS三丁目の夕日」のロケに使われた。
★尼崎市南城内10番地の2 電話06―6489―9801。阪神尼崎駅から南東へ徒歩10分。開館は9時から17時30分。月曜休館。入館料=無料

写真:もともとは市立尼崎高等女学校の校舎として建てられた旧中学校の校舎をそのまま活用している
2015年10月27日号