- 笹倉鉄平ちいさな絵画館(西宮市能登町)
-
“光の情景画家”と称され、幅広いファンを持つ笹倉鉄平(1954年〜)の個人美術館。
南仏やイタリアをイメージさせる外観が印象的だ。花と緑にあふれた建物内もまた、心安らぐアットホームな空間をつくりだしている。
油彩、水彩、色鉛筆、クレパスなど、さまざまな画材で描いたオリジナル原画作品150点を収蔵。常設展示ではなく、企画展形式の展示となっている。
現在は「時間を描こうとした作品展〜画家のひと言をそえて〜」の企画展が開催中。湖畔に並んで腰かける老夫婦の姿や坂道の三叉路で朝日を浴びて散歩する犬、三日月に照らされる猫……。いずれもやわらかい光に包まれていて、観るものに安らぎとともに希望を抱かせてくれる。
笹倉は「しゃきっとして力強いLEDの光もいいが、私は、たき火やろうそくの火などの、ゆらめく明かりに心魅かれる」と語っている。
近年はパリやフィレンツェ、北京などで個展を開催、話題になっている。
★西宮市能登町11―17 電話0798―75―3401。阪急西宮北口駅から北へ徒歩15分。開館は10時から18時。火・水曜休館。入館料=一般300円。
写真:南仏やイタリアをイメージさせる外観が印象的な“光の情景画家”笹倉鉄平の個人美術館
2015年6月9日号
|