- 日本へそ公園(西脇市)
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東経135度と北緯35度の経緯度の交点「日本のへそ」がある「日本へそ公園」は、西脇の東を流れる加古川の東岸にある。大正時代、陸軍測量部の計測に基づいて定められた「日本のへそ」は加古川の河川敷にあり、経緯度交差点標柱が建てられた。その後、「平成の大測量」と銘打った人工衛星によるGPS測量では、そこから南東に400m余り離れた岡之山の山中にその交差点が位置することが分かり、そこを「もう一つのへそ」として、槍をイメージした四本の柱を四角形に配置した「日本のへそモニュメント」を建てて示している。
この一帯が公園として整備され、園内には国内最大級の大型反射望遠鏡を持つ天文台やプラネタリウムがある「にしわき経緯度地球科学館」(テラ・ドーム)がある(=絵)。隣に子どもが楽しめる「宇宙っこランド」もある。園内を通るJR加古川線に「日本へそ公園駅」というユニークな名の駅も設置され、駅前には世界的建築家、磯崎新が列車をイメージして設計した奇抜な外観をもつ岡之山美術館があって、西脇市出身の画家、横尾忠則の鮮やかな色彩とデザインの世界が広がっている。(嶋谷)2015年2月24日号