- 飛龍の滝 (佐用町)
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NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」が播磨を舞台に物語が展開するので楽しみに観ているが、タイトルバックに出てくる滝が何処の滝なのか気になっていた。それが佐用町にある「飛龍の滝」だと分かり、早速行ってみた。
岡山との県境近くを流れる千種川に沿って国道373号を北上し、上月に入って久崎の三差路の案内表示で折れ入り、山裾を「軍師官兵衛」の幟旗に導かれながら車を進めると滝の駐車場に着く。そこから緑したたる遊歩道をせせらぎの音を耳にしながらわずか5分ほど登ると、眼前にその滝が凛とした姿を見せる。落差は16mほどで大きくはないが、斑糲岩(はんれいがん)の黒光りする岩盤を幾条もの流れとなって裾を広げるように流れ落ちる様は実に美しい。播磨一帯を探して、「官兵衛らしい滝」として監督のイメージに合って、この滝が選ばれたようだ。
滝はポイントを握るのが水量で、昨年10月に4日間をかけて撮影された時には、滝の上にある農水用のため池の水を調整しながら、朝日から夕暮れまでを狙って撮影されたとのこと。滝のマイナスイオンを浴びながらの美しい瀑布に魅了される一刻であった。
(嶋谷)
2014年6月10日号
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