- 西宮市貝類館 (西宮市西宮浜)
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阪神西宮駅から南へ約2・5キロ、西宮浜の南端に新ヨットハーバーがあり、その西に、ヨットの帆をイメージした外観の貝類館がある。
館内は海の中を思わせるようなブルーで統一されている。日本の貝類学の基礎を築いた黒田徳米博士の学術資料約3800種4万点を収蔵し、そのうちの2千種、5千点の貝が展示の中心になっている。さわれる貝もたくさんあり、耳に当てたり、肌触りを確かめるなど、貝の感触を実感できる。また、生きている化石として有名なオウムガイが悠然と泳ぐ姿を見ることもできる。
中庭には、サンフランシスコ間の太平洋単独横断航海に成功した堀江謙一氏のマーメイド4世号が展示されている。
1987年に100歳で亡くなった淡路出身の黒田氏は、学歴は小学校卒だけだが、独学で研究を続け、京都帝国大学から博士号をうけた。黒田氏が発見した貝の新種は600種に及んだ。また、日本初の貝類総目録を完成させている。
★西宮市西宮浜4―13―4 電話0798―33―4888。阪神西宮駅からマリナパーク行阪神バスに乗りマリナパーク南下車すぐ。10時〜17時。水曜休館。入館料=一般200円。
写真:日本の貝類学の基礎を築いた黒田徳米博士の学術資料約3800種4万点を収蔵する貝類館
2013年9月10日号
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