- 羅漢の里 (相生市矢野町)
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国道2号のJR相生駅の先で北に折れ、スプリング8がある播磨科学公園都市方面に北上する途中に矢野町がある。その里道の先の瓜生の里に小川の流れる森林スポット・羅漢の里がある。その入口にスケッチの水車小屋があって静かな音をたてて水車が回っていた。
小川を左手に進むと、ひょうご森林浴50選に指定された羅漢渓谷となる。キャンプ場やコテージも完備され、アスレチックや川遊びができる。小川を右手にとると「瓜生羅漢石仏」がある。小岩の石段を登り、巨岩のトンネルをくぐり抜けると、大きく張り出した岩壁のくぼみに釈迦三尊の石仏を中心に十六羅漢が肩を寄せ合うように安置されている。作者・制作年代は不明だが、土地の人から「瓜生の羅漢さん」と呼ばれ親しまれている。
この石仏への途中に感状山城跡への登り口があり、つづら折れの整備された階段を登って行くと物見岩の先に石垣だけが残された城跡に着く。感状山(301m)の尾根上に築かれた城跡は、播磨地方の代表的な中世山城の遺構。足利尊氏を追う新田義貞の軍勢を赤松則祐がこの城に籠って奮戦した功績により感状を与えられたことがその名の由来とか。
(嶋谷)
2013年8月27日号
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