- 横尾忠則現代美術館 (神戸市灘区原田通)
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灘区の王子動物園の西、神戸文学館の南向いにある。デザイン原稿や蔵書、LPレコードなど、さまざまな資料約3000点を横尾から寄贈されたことを受けて、県立美術館王子分館(西館)をリニューアルし昨年11月にオープンした。
西脇市出身で、神戸新聞勤務を経て上京、本格的な活動に入った。その作品群は絵画、版画、ポスター類、本の装幀など多岐にわたる。アメリカやヨーロッパでも大がかりな個展を開催し高い評価を受けている。出身地西脇の発展を願って、JR加古川線でラッピング電車を走らせて話題になったこともある。
同館では開館記念展Uを開催中(6月30日まで)だが、寄贈された膨大な資料は戦後の文化史をたどるうえでたいへん貴重とされ、整理され次第随時閲覧できるという。
大正期に、若い芸術家たちが新興美術運動を巻き起こしたとされる原田の森だが、その原田の森ギャラリーは、美術団体の交流と造形美術活動の拠点になっている。
★ 神戸市灘区原田通3-8-30、電話078-855-5602。阪急王子公園駅から西へ徒歩6分。開館は10時〜18時(金・土は20時まで)。月曜休館。入館料=一般800円。
写真:3000点を収蔵。開館記念展で随時公開される
2013年4月23日号
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