橋の科学館 (神戸市垂水区東舞子町)
 神戸から淡路へ向かって明石海峡大橋を走り抜けるとまさに春爛漫、海も山も空も春の陽ざしを浴びてきらきらと輝いている。その橋のたもとに橋の科学館がある。  明石海峡大橋は長さ3911b、最大支間長1911bという世界一の吊り橋。阪神・淡路大震災では、地盤が動いて全長が1b伸び、修正・補強が加えられた。供用開始は3年後の1998年で、今年で15年になる。
 科学館は、明石海峡大橋だけでなく、4つの本州四国連絡橋の建設に使われた架橋の技術を模型や映像で紹介している。なかでも注目なのは、100分の1の模型を使った風洞実験で、60b/秒を想定した桁のたわみシミュレーション。これは世界最大級の吊り橋が強烈な風に耐えうるための実験装置で、今も科学館で再現されている。
 大橋のたもとは巨大なコンクリートの醜い塊だらけだが、科学館のすぐ近くから、そのコンクリートの内部に入り、高さ300メートルの塔頂に登ると360度のパノラマを体験できる。
★神戸市垂水区東舞子町4―114 電話078―784―8888。JR舞子駅下車5分。開館は9時15分から17時。月曜休館。入館料=一般300円
写真:明石海峡大橋の神戸側のたもとにある橋の科学館
2013年3月26日号