- 鉄斎美術館 (宝塚市米谷)
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かまどの神さん「荒神さん」で知られる清荒神。鉄斎美術館はその清荒神清澄寺境内にある。
富岡鉄斎(1836年〜1924年)の絵画や書、手作りの陶器、粉本、書簡など約1200点を収蔵、年数回企画展を開催している。これらの作品群は、鉄斎と1922(大正11)年にはじめて出会い、鉄斎芸術に傾倒した清澄寺第37世光浄和上(1875年〜1969年)によって蒐集された。
梅原龍三郎は鉄斎を「日本の文人画の最後の代表的な作家」「水墨と彩色のいずれにおいても独創的な様式を生み出した」と絶賛した。
さて、阪急清荒神駅から清澄寺にいたる約1`の参道は、龍が天に昇る姿を形どってつくられたと言い、たいへん縁起がいいのだそうだ。その両側には100軒余りの店が軒を連ねている。「荒神さん」だけに、参拝者は圧倒的に中年以上の女性だが、山野草の店や洋品店、乾物屋、履物の店など覗きながらの参拝は、何とも楽しげである。
★宝塚市米谷字清シ1番地 電話0797―84―9600。阪急清荒神駅から徒歩20分。開館は10時から16時30分。月曜休館(現在休館中。春の企画展は4月2日から)。入館料=一般300円。
写真:清荒神清澄寺の境内にある美術館は鉄斎の絵画、書、陶器など約200点を収蔵する
2013年2月26日号
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