世界の梅公園 (たつの市御津町)
 山電網干駅から国道250号を西へ進むと、浜側に全山が淡いピンク色に化粧した「ひとめ2万本」と言われて多くの観光客が訪れる県下屈指の梅の名所、綾部山梅林が見えてくる。そこの西隣の小高い山に「世界の梅公園」がある。
 山上が梅公園の入口で、入るとすぐに中国風の建物の梅資料館「尋梅館」があり、1階は展示室で、梅の起源、梅の一生、梅の歴史などのコーナーがあり、2階は展望・喫茶になっており、のどかな瀬戸内が一望できる。起伏に富んだ園内を巡ると、日本、中国、台湾、韓国から集めた約350種類1250本の世界の梅が清楚な白梅から紅梅まで色の変化をみせ、春告草の別名通り春を告げて香っている。
 絵にしたのは、頂上の展望施設「唐梅閣」。ここからは瀬戸内海が一望でき、西は赤穂御崎から四国、小豆島、家島群島までが眼下に広がる。海に沈む夕陽も必見。休憩施設の「来鶴軒」も含め、園内の建物はすべて梅の原産地国、中国の建設スタッフによって建てられたもので、異国情緒に満ちている。
 「梅の町」御津町には他にも室津梅林、岩見梅林もあり、梅と黒崎地区の菜の花畑とがセットで楽しめる。
2012年3月27日号