赤穂市立歴史博物館 (赤穂市上仮屋)
 赤穂城跡大手門から南へすぐの場所。米蔵跡に建てられた博物館の城内からの眺めは、白壁の土蔵風建築物が何棟も並んでいるように見え、城跡と一体となった美しい景観をつくりだしている。
 赤穂といえば、城跡と浪士、製塩と旧赤穂上水に集約される。1階は、迫力の塩廻船模型をはじめ、製塩用具(国指定重要民俗文化財)を中心に「赤穂の塩」について解説している。2階には模型や出土品、絵画などによる「赤穂の城と城下町」の展示ブース。史実と文化的な側面から見た「赤穂義士」のコーナーでは、映像で元禄赤穂事件の概要を学ぶことができる。また、文楽の「仮名手本忠臣蔵」の上演の様子も上映されている。出土遺物や映像で解説する「旧上水道」のコーナーもある。
 JR播州赤穂駅から城跡にかけては、「息継ぎ井戸」(主君刃傷の報せのため江戸から駆けつけた早見藤左衛門と萱野三平がここで一息入れたという)や花岳寺(赤穂藩菩提寺)、大石神社などがあり、これらと合わせて参観するとよい。
★赤穂市上仮屋916―1 電話0791‐43‐4600。JR播州赤穂駅から徒歩20分。開館は9時〜17時。水曜休館。入館料=一般200円。
写真:白壁の土蔵風建築物が何棟も建ち並んでいるようで、城跡と一体となった美しい景観をつくる
2012年3月13日号