日本・モンゴル民俗博物館 (豊岡市但東町中山)
 日頃は、相撲を見ていてモンゴルを意識する程度だが、最近では、日米が共同して核廃棄物処理施設を当地に作る計画が露見し話題になった。
 旧日本軍は満州事変を契機として、「五族協和・王道楽土」のスローガンのもと、青年義勇兵など大量の満蒙開拓団を派遣したが、そのなかに但東町出身者altも含まれていた。その故をもって、モンゴルと同町の友好交流が行われるようになり、1996年に交流開始から10周年を記念して博物館が開館した。
 モンゴルの歴史・文化はもとより、遊牧生活を営む人々の原寸大の暮らしを紹介している。館は4棟に別れ、シルクロードと名付けた通路で結ばれている。遊牧民の移動式住居ゲルを中心に、民俗衣装やきらびやかな装飾品、銀製食器、民俗音楽や絵画などの芸術品、仏像や仏具など5千点を展示している。民族衣装の試着やモンゴル音楽の試聴など体験コーナーもある。
★豊岡市但東町中山711 電話0796‐56‐1000。JR山陰線豊岡駅からバスで40分。博物館前下車。車は舞鶴若狭道福知山ICより国道9号経由で50分。開館は9時30分から17時。水曜休館。入館料=一般500円。
写真:モンゴルの歴史・文化をはじめ遊牧生活を営む人々の原寸大の暮らしを紹介する博物館
2011年7月12日号