- 明石市立天文科学館 (明石市)
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子午線のまちのシンボルが明石市立天文科学館の大時計。1960年6月10日の「時の記念日」の開館。阪神淡路大震災の5時46分を指したまま止まっていた大時計も3年余りの震災復旧工事を経て再び時を刻んでいる。この時に止まってしまった2代目の時計は近くの神戸学院大で展示されている。現在の時計は3代目で、よく見ると文字盤の中央で1秒毎に赤ランプが点滅している。
東経135度の子午線上に科学館は建てられ、時計塔には「JSTM」(日本標準時子午線)の表示があり、この塔が標柱となっている。ところが数年前に東経135度はもう少し西に位置することが人工衛星を使っての計測で判ったようだ。今更建物を移し替えるわけにもいかずそのままになっている。
日本標準時は協定世界時(UTC)に9時間をたしたもので示され、独立行政法人情報通信研究機構が決定・維持していて、放送局や電話の時報に用いられている。
経線を子午線と呼ぶのは、十二支の子(ね)を真上の北の位置に置いて円形に丑寅卯辰巳午と並べていくと真下の南が午(うま)となるところからきている。2011年5月24日号