- 滝川記念美術館 玉青館 (南あわじ市松帆西路)
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玉青館は、西淡三原ICから南西に車で5分、小高い丘の上に淡路唯一の黄檗宗の寺院・国清禅寺と隣り合っている。
この美術館には、国清禅寺の住職であった現代南画の第一人者・直原玉青(1904年〜2005年)に関する絵画や書など450点の資料が収蔵され、1階の展示室には、玉青の代表作『禅の牧牛うしかひ草』(全12図)を常設展示している。
国清禅寺は、1728(享保13)年、ふいご和尚の名で親しまれた高僧勝算和尚≠ェ草庵を建てたのがはじまりとされる。1980年、淡路出身の直原玉青が住職となって荒れ果てた同寺を再興するとともに、数十枚の襖絵を描いた。大阪で画業の研鑽を積んだのち、東洋画の神髄を極めようと禅宗の僧籍に入って修業したことが住職になるきっかけになった。
なお、このお寺は南画と禅とともに、牡丹の寺としても知られている。「あわじ花へんろ37番札所」でもあって、5月には60種400株の牡丹が咲き誇る。
★南あわじ市松帆西路1137-1 電話0799-36-2314。高速バス「陸の港西淡」または「志知」下車、タクシーで5分。開館は9時から17時。月曜休館。入館料300円。
写真:現代南画第一人者・直原玉青に関する絵画や書など450点の資料を収蔵している
2011年3月8日号
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