- 高田健さんが講演 市民アクション・尼崎が講演会 12.9
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「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名(3000万署名)」に取り組む全国市民アクション・尼崎は12月9日、尼崎市内で総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんを招いて講演会を開催した。140人が参加した講演会で、高田さんは「臨時国会で改憲発議をさせなかったのは6野党の結束とそれを支えた全国各地の3000万署名運動の力。すごい成果だ。来年の参院選で3分の1超を確保して改憲できない状況に追い込み、安倍退陣のきっかけにしていこう。やればできる」と熱く語った。
高田さんは改憲をめぐる攻防について、安倍政権は内閣を極右、自民党執行部も側近で固めた「改憲シフト」を敷き、臨時国会での改憲発議を目論んだが発議はできなかったと報告。「安倍政権が国会でまともな議論をせず、重要法案の強行採決を繰り返し、憲法審査会も会長職権で召集するなどの暴挙に出たことに対し野党は結束した。また、全国どこでも3000万署名をやっているという今までにない運動
の強まりがそれを支え、改憲発議をさせなかった。結局、この1年間、安倍改憲問題は何も進展しなかった。これはすごい成果だ」と語った。
だが、安倍政権は改憲発議をあきらめていない。「安倍改憲をくじくためには参院選までに改憲発議をさせないこと。そして、参院選で野党が3分の1以上とること。改憲派が参議院で3分の1を失うと改憲できない」と強調。そのためには「32の1人区で野党が一本化できるかどうかだ。大切なのは野党の一本化。6野党の足並みが乱れないように市民が結束して支えていく。市民の力を強めること。がんばればできる」と訴えた。
そして、改憲阻止は国民投票で勝負という声に対しては、「国民投票では民意は正しく反映されない。国民投票まで行かせない、国会で発議させない、採決させない運動が大切。世論調査では改憲反対が5割を超えた。国民投票で負けるかも、という状況に安倍を追い込んでいく。そのためにも3000万署名運動が重要」と語った。
質疑のなかで高田さんは、@消費税10%引き上げに対しては、増税反対で野党をまとめたい、A野党共闘は、反自民・議席独占を許さないという立場で粘り強く相談をかけていく、B3000万署名は参院選までがんばろう、と答えた。
市民アクション・尼崎は現在5万4630筆の署名を集約している。目標の10万筆を目指して、さらに署名の取り組みの輪を広げていく。(高橋)写真:総がかり行動実行委員会の共同代表を務める高田健さん(写真下)が「安倍改憲は挫くことができる」と講演=12月9日、尼崎市