「新社会兵庫」 2016年5月24日号
- 高らかに「戦争させない、9条壊すな!」
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憲法記念日の5月3日、神戸市中央区の東遊園地で開かれた「戦争させない、9条壊すな! 5・3兵庫憲法集会」には、県下各地からかつてない規模の1万1千人が参加し、公園の敷地を人で埋めた。憲法9条が壊されようとしている状況への危機感から、昨年までは別々に開いていた5・3集会を今回初めて統一するだけでなく、さらに大きく広げて“総がかり”で取り組もうと、戦争をさせない1000人委員会・ひょうご、憲法改悪ストップ兵庫県共同センター、9条の心ネットワークの3団体が呼びかけ団体となり、「戦争させない、9条壊すな!5・3総がかり行動兵庫県実行委員会」がつくられ、集会を呼びかけた。
開会前のミニコンサートにはフォーク歌手の中川五郎さんらが登場し、会場を熱く盛り上げた。
小山乃里子さんの司会で進められた集会では、主催者を代表して弁護士の羽柴修さん(弁護士9条の会)があいさつし、「戦争法反対の運動は法案成立後も大きく広がり、今日の共同集会が実現、集会の賛同団体も400を超えた。戦争法廃止の闘いを続け、夏の参院選では、兵庫選挙区で戦争法反対の野党の2人を当選させよう」と訴えた。
これに応えるように、兵庫選挙区予定候補の水岡俊一さん(民進党・現)と金田峰生さん(共産党・新)が登壇してアピールすると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。
メインスピーカーの秋葉忠利さん(元広島市長)は、「唯一の被爆国である日本の憲法は、国家主義、力の支配から民主的な成熟社会への転換を促す世界の指針になっている。憲法は未来を描くための設計図だ」と述べ、「今、熊本地震の被災地では自衛隊が活動しているが、この際、自衛隊は災害救助隊として再出発させ抜本的な改革をするべきだ」とも提起した。
その後、各世代からの訴えとして、シールズ関西の大野至さんと安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫の弘川欣絵さんがスピーチを行った。
集会後は、3つのコースに分かれてデモ行進をした。
写真上:東遊園地は人で埋った=5月3日、神戸市 写真下:呼びかけ団体代表や参院選予定候補らを先頭にデモ行進に出発=5月3日
- 落合恵子さんらが講演
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「戦争法は廃止!憲法改悪を許さない1000人集会―ヒットラーの手口をまねるアベ政治」が5月4日、伊丹市のいたみホールで開かれ、860人が参加した。
集会を主催した5・4憲法1000人集会(@いたみホール)実行委員会の共同代表の高原周治さん(前尼崎市医師会会長)が「参院選で安倍内閣をつぶし、改憲を阻止しよう」と呼びかけて集会は開会した。
集会では保坂展人さん(東京都世田谷区長)と落合恵子さん(作家)の2人が講演を行った。
保坂さんは、自身が中学生の時に行った政治活動によって受けたその後の差別をもとに、「18歳選挙権と政治活動の自由」について講演。「今の管理教育の中では若者は、発言することによって事態が好転したという経験がない。日常的なトレーニングのなかで自ら意思決定をする経験が必要だ」と述べ、発言をする若者を受け止められる勇気ある大人になろうと呼びかけた。
落合さんは「民主主義にとって今が正念場。参院選で改憲勢力を過半数割れに追い込もう」と強調し、壁を倒して橋をつくろうと締めくくった。
その後、市民の代表4人と水岡俊一参議院議員がそれぞれの立場から、戦争法廃止への思いを訴えた。
最後に実行委員会共同代表の坂本三郎さん(部落解放同盟兵庫県連委員長)の音頭で、「団結がんばろう!」を行い閉会した。
(市)
写真:講演する落合恵子さん(上)と保坂展人さん(下)=5月4日、伊丹市
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新社会党兵庫県本部が来る衆院選で野党統一候補をめざして兵庫9区(明石市、淡路市、洲本市、南あわじ市)に擁立を決めたきくち憲之さん(新社会党兵庫県本部書記長、同兵庫9区国政対策委員長)は、決定後ただちに予定候補者としての準備を進め、連日、元気に活動を展開中だ。
明石では、JR明石駅前やJR西明石駅前などで永井俊作明石市議と共にマイクを握り、早朝からの訴えを開始している。
きくちさんは、明文改憲の野望を隠さず、参院選でも改憲を争点にしようとしているアベ政治の危険性を強く批判するとともに、基本的人権を大切にして人間らしい暮らしと働きを実現する政治への転換を訴えている。
街頭での宣伝活動のほか、「戦争法廃止2000万人署名」行動にも積極的に参加し、署名集めに精力的に取り組んでいる。
写真:「戦争法廃止2000万人署名」を集めるきくち憲之さん
- 参院選兵庫選挙区 新社会党兵庫県本部
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新社会党兵庫県本部(粟原富夫委員長)は、7月に予定される第24回参議院議員選挙を闘うにあたり、安倍政権の明文改憲の野望と暴走を許さず、改憲発議が可能となる改憲派による3分の2議席確保を何としても阻止し、護憲派での3分の1以上の議席を獲得するためには野党の共闘は不可欠だとする立場から、兵庫選挙区(改選数3)については、立候補を予定している水岡俊一(民進党・現)、金田峰生(共産党・新)両氏の推薦を決定し、4月25日、報道機関に発表した。22日に水岡俊一参議院議員、および共産党兵庫県委員会(松田隆彦委員長)との間で、それぞれ選挙協定を結んだ。
選挙協定では、@安保法制の廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、立憲主義・民主主義の回復をめざし、安倍政権の進める憲法「改正」を許さない、A沖縄県民の民意を無視した辺野古新基地建設に反対する、B労働時間規制の緩和や解雇の金銭解決制度など労働法制改悪、給付削減と負担増の社会保障制度の改悪に反対するなどの政策項目で合意している。
なお、参院比例区は、新社会党と社民党の本部間で3月17日に結んだ政策協定にもとづき、社民党を支援する。
みずおか・しゅんいち 1956年6月、兵庫県豊岡市生まれ。豊岡高校、奈良教育大学卒業後、三木市で教職に就き、インド・ニューデリー日本人学校教諭も経験。その後、兵教組本部役員などを経て、2004年、参院選(兵庫選挙区)に初挑戦しトップ当選。2010年の参院選で再選。野田内閣で内閣総理大臣補佐官なども務める。現在、民進党兵庫県連代表。神戸市西区在住。
かねだ・みねお 1965年、神戸市長田区生まれ。加古川北高、日本福祉大学卒。兵庫県保険医協会主任を経て共産党の専従に。1999年から1期、兵庫県会議員(神戸市西区選出)。現在、共産党国会議員団兵庫事務所長、共産党県農林漁民部長、東日本大震災救援・復興闘争本部事務局長。神戸市西区在住。「生命と尊厳を大切にする社会にしたい」がモットー。
写真:明石駅前=4月12日
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「未来は選べる! 選挙に行こう! 市民の力で政治を変えよう!」を合言葉に、「みなせん@西宮・芦屋」結成集会が4月16日、約60人が参加して開かれた。
集会には、「新安保法制に反対するママの会」「九条の会」「憲法を生かす会」のメンバーや両市の市会議員などに加え、「『みなせん』をつくりたいから参加した」という隣の街の人まで、多彩な顔ぶれが参加した。
また、参院選予定候補者の水岡俊一(民進党)、金田峰生(共産党)の両氏も駆けつけてあいさつし、参加者から激励を受けた。
その後、「選挙によって立憲主義・平和主義を取り戻すため、主権者として立ち上がることを決意した」「その目的のために、立憲主義を守り、新安保法制廃止を目指す野党に対して共闘の働きかけをする」などとする設立趣意書が提案され、確認された。
後半はワークショップで課題別に分かれて交流。「候補者を当選させる方法」のグループでは、「まずは名前を知ってもらう」「ネットワークを最大限利用する」「駅前で賑やかにチラシまきをする」などなど、感じたことを率直に出し合い、楽しく議論・交流した。
今後は、会への参加者を増やしながら、「チラシの配布等、街頭宣伝行動をやっていく」「予定候補者にも参加してもらうなかで街宣や集会をしていく」ことなどを確認した。(奥山)
写真:ロゴマークの入ったボードを掲げて「さあ、出発」=4月16日、西宮市
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参院選で野党は共闘を、と発足した「連帯兵庫みなせん」が、衆院選挙区ごとの「地域みなせん」の結成を進めている中で、「みなせん須磨垂水」の結成集会が4月29日、垂水区で約40人が参加して行われた。
結成集会では、「あすわか」の弁護士の弘川欣絵さんが「今までの選挙で自民党が勝ってきたのは野党がバラバラにたたかったから。野党は一つになってたたかわねば。選挙に勝つには戦略が必要。受験勉強じゃないが徹底的に『傾向と対策』を練ろう」と提起。
政党からの連帯のあいさつでは、新社会党からは加納花枝副委員長(須磨総支部委員長)があいさつし、先の県本部大会では、兵庫では護憲の2議席確保のため共同のたたかいをすすめ、同日選も視野に入れた衆院選には9区に菊地憲之県本部書記長を擁立し、野党統一候補をめざすことを決めたと報告。社民党、みどりの党のあいさつに続き、“きくち憲之”予定候補も司会者からの指名で力強い決意を表明した。
会は、5月8日の第1回を皮切りに継続して須磨、垂水の両区内の主要ターミナルでの街頭宣伝などの行動を実施することを決めた。
(門)
写真:約40人が集まった結成集会では両区内の主要ターミナルでの街宣行動に取り組むことなどを決めた=4月29日、神戸市垂水区
- 憲法を生かす会・ひょうごネット
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憲法を生かす会・ひょうごネットは、取り組み期間が6月末まで延長された「戦争法廃止2000万人統一署名」を引き続き取り組もうと、5月12日に行ったJR元町駅前での「戦争させない木曜行動」でも同署名を呼びかけた。6月2日に午後5時から同所で行う6月の「木曜行動」でも宣伝行動とともに署名活動を行う。
この署名を全国に呼びかけてきた「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は、当初の終了予定日であった4月25日までに全国で集約された署名数は1200万筆にのぼることを、5月3日の東京での憲法集会で明らかにした。
憲法を生かす会・ひょうごネットとして、同時期までに1万914筆を集約した。
写真:「200万人署名」行動を継続する憲法を生かす会・ひょうごネット=5月12日、JR元町駅前
- 神戸マルイ前「2000万人署名行動く
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「アベ政治を許さない市民デモKOBE」(37団体が呼びかけ団体)が昨年12月17日から、野党(民進、社民、新社会、緑の4党)の協力を得て、水、日曜と雨天の日を除いた連日、神戸市三宮の神戸マルイ前で取り組んできた「戦争法廃止2000万人署名」行動は当初の予定通り、4月25日でひとまず終了した。
この間、行動した日数は83日。延べ1035人が行動に参加し、集まった署名は1万796筆にのぼった。
この署名行動にほぼ連日参加してきた中心メンバーの1人、西信夫さん(安保関連法廃止!市民の集い)は最終日、「元来、選挙とか署名行動は好きではなく、まさか自分から署名行動に取り組むなんて考えられなかったが、安保関連法案が強行採決され、次にすることはこれしかないと思ってやりだした。軽く見ていた署名行動を見直した。署名は、自ら行う積極的な行為。相手と話ができるし、ビラまきのように一方的ではなく双方向の活動だと思った。やってよかった」と感想を語っている。
また、同じく東條健司さん(ミナト神戸を守る会)は「楽しかったね。こんな楽しいことはめったにない。この後が大変だろうけど。楽しいイベントに参加させてもらってありがたかった。毎日、対話する人が違うし、とくに若い人が署名をしてくれるときはうれしい」と行動を振り返った。
「2000万人署名」は6月末まで続けられるが、今後は毎週木曜日午後4時から、「安保関連法廃止!市民の集い」の行動として同場所で引き続き行われる。
写真:10796筆を集約したマルイ前での署名行動を終えて記念撮影=4月25日、神戸市
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「格差NO!公契約条例の制定を!MAY DAYあまがさき2016」と名付けられた、尼崎地区労呼びかけのメーデー集会が5月1日、阪神尼崎駅前の中央公園で開かれた。メーデー歌「晴れた五月」そのものの晴天の下に約150人が参加した。
集会は、東日本大震災と熊本地震の犠牲者への黙とうで始まった。武庫川ユニオン音楽隊の労働歌合唱につづいて、酒井浩二実行委員長から主催者あいさつが行われ、安保法制の廃止、憲法擁護と格差の是正、国際連帯の日であるメーデーの意義などが訴えられた。
その後、全港湾大阪支部、兵庫土建労組、都築徳昭尼崎市議、武庫川ユニオンから安保法制廃止に向けた闘争の報告、公契約条例制定に向けた取り組みや市での動きの報告などが行われ、集会宣言が採択された。
集会後は、阪神尼崎駅前から阪神出屋敷駅前までデモ行進を行った。国道2号線では反対側を別のメーデー集会のデモ行進が行われており、エール交換を行うシーンも見られた。
公契約条例が集会名称に盛り込まれたのは、尼崎市では9月市議会に向け、「公共調達基本条例」という名の条例制定が目指されている中で、実効性のある公契約条例の制定にむけた声を上げていこうということからで、デモのシュプレヒコールでも、「尼崎市に公契約条例の制定を」が声高に訴えられた。
(純)
写真:五月晴れの下、たたかいと課題を持ち寄ったたたかうメーデー=5月1日、尼崎市
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阪神・淡路大震災から20年を節目に昨年で終了した被災地メーデーを受け継ぎ、神戸では今年から「はたらく仲間のメーデー」が新しく始まった。5月1日、神戸市長田区の若松公園で集会が開かれ、五月晴れの下、ステージと屋台で祭を楽しんだ。
神戸地区労(宇野克己議長)を中心に実行委員会がつくられ、準備をしてきた。
集会に先立ち、JR新長田駅前からデモ行進で周辺の商店街を通って会場に集結し直し、祭典を始めた。
主催者あいさつで宇野実行委員長は「今回が第1回で、すべてが手づくりのメーデー」と強調するとともに、安倍政権による労働時間規制撤廃の動きに触れ、「当たり前の働き方が奪われることを許してはならない。労働時間短縮、低賃金改善の取り組みを強めよう」などと訴えた。
集会の中でも、実行委員会の仲間が「もしも、8時間労働制がなくなったら」と題する小劇を演じ、労働時間規制の大切さを訴えた。
メーデーアピールを採択したのち、第2部のステージでは、今年からはプロではなく、組合員の出演者が次々と登場、歌、ロックバンド、パフォーマンス、フラダンスなどを披露して会場を盛り上げた。
また、今年が日曜日ということもあって各労働組合もそれぞれに屋台を出して交流を和やかで楽しく演出した。
写真:労基法改悪の動きに抗して「8時間労働制」の大切さを劇で訴えた=5月1日、神戸市長田区
- アベ政治を許さない市民デモKOBE
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「アベ政治を許さない市民デモKOBE」(37団体が呼びかけ団体)は4月19日、戦争法廃止をめざす月例の「19日行動」として、神戸・三宮の花時計前での集会とデモ行進に取り組んだ。約80人が参加した。
集会ではまず、日、水曜日を除く連日、三宮・マルイ前での「戦争法廃止2000万人署名」行動に取り組んできた西信夫さん(安保関連法廃止!市民の集い)から、やがて1万筆を突破しようとする(当時)署名行動の報告がされ、追い込みの終盤への行動参加が呼びかけられた。
さらに、「戦争させない、9条壊すな!5・3兵庫憲法集会」を間近に控え、「5・3総がかり行動兵庫県実行委員会」事務局の羽柴修弁護士(弁護士9条の会)が、5・3憲法集会の呼びかけとともに、安倍政権が明文改憲の突破口として憲法への書き込みを目論む緊急事態条項について解説し、「緊急事態」を口実に人権を制限し独裁政治を進めるものだと、その危険性を強く訴えた。
そのほか6月19日の「堤未果講演会」の呼びかけなども行われた。
集会後は、「戦争法は絶対反対」「選挙に行こう、野党は共闘」などのコールを行いながら、元町商店街までデモ行進した。
写真:約80人が参加した「19日行動」=4月19日、神戸・三宮
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沖縄の辺野古新基地建設反対闘争を記録した映画「戦場ぬ止み」(いくさばぬとぅどぅみ)の上映会が4月23日、明石市内で開かれ、3回の上映であわせて470人が参加した。三上智恵監督のトークが行われた午後の部は、約300人収容の会場がほぼ埋め尽くされる盛況となった。上映会は、明石地労協人権平和センターなどで構成する実行委員会が主催した。
三上監督はトークで映画に現れる現地の人間模様に触れ、「反対・賛成という二項対立の図式で考えてほしくはない。辺野古で反対運動している人は少ないが、沖縄の人は誰も基地には賛成していない。米軍に銃剣を突きつけられて、交渉して、折り合いをつけてきただけで、誰も海を汚して良いとは思っていない。基地をつくりたがっているのは、安保に頼って、沖縄の不幸、苦しみを見ようともしない、沈黙と思考停止している人たちだ」と述べた。
また、辺野古新基地建設に反対するのはたんに沖縄の負担増とかの次元ではなく、沖縄が出撃基地になり、戦争に加担するからだとし、実例として、イラク戦争で十数万人を殺戮したファルージャ攻撃の半分は、「OKINAWA」と記した肩章をつけてキャンプ・シュワブなどから出撃した海兵隊である事実を挙げ、「日本が戦後70年、戦争で人を殺していない」というのは欺瞞だと指摘した。
最後に、どうしても伝えておきたいこととして、宮古島と石垣島への自衛隊のミサイル部隊配備計画について触れた。政府はすでに与那国島に自衛隊を配備して中国を煽ってきたが、アメリカの軍事戦略「エアシーバトル構想」は、全面戦争を避けるための制限戦争の舞台に日本列島を選び、日本列島を防波堤にしようとしていること、集団的自衛権行使容認のもと、宮古島、八重山に自衛隊が配備されれば、戦争への導火線となり、日本全体を危機に向かわせるという衝撃的な内容が明らかにされた。
沖縄を戦場にさせないという監督の報道目的から、次回作は辺野古の続編であるとともに、宮古島・八重山の基地問題も含めると発表し、トークを締めくくった。
同上映会は、翌24日、尼崎市でも開かれ、2回の上映に約350人が参加した。
(義)
写真:三上智恵監督のトークがあった午後の部には会場いっぱいの300人近くが参加した=4月23日、明石市 写真下:尼崎でも三上監督のトークがあり、会場はいっぱいになった=4月24日、尼崎市
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県本部大会、結党20周年のつどいを終えた4月11日〜14日、佐野夫婦と私たち夫婦4人で沖縄へ行ってきた。
旅行社の3万円レンタカー使用プラン。神戸空港13時45分発、那覇空港16時過ぎ着で、レンタカーを借りて出発。初日の宿は国頭郡恩納村だったので北に車を走らせる。県道74号、米軍嘉手納基地に隣接している「道の駅かでな」には基地の学習展示室があるとのことだったが、着いたのが18時で閉館していた。4階建ての屋上展望台から夕暮れ時の基地を見る。望遠鏡でみると軍用機が見えるが写真撮影は無理だった。
12日は普天間基地返還合意から20年、現地「沖縄タイムス」には多くのページを使った怒りの報道があった。「道の駅許田」に寄って昼食を買い、辺野古・キャンプシュワブゲート前に行き、座り込みに参加。1週間ほど前に行った長田区の仲間の話では道路に寝転がったり、戦車が出てきたりと大変な様子だったが、(逮捕者が出ていたためか)静かな座り込みで始まった。天気は雨で、人数は少し少なかったが、山城博治さんと一緒に行動できた。神戸の美味しいクッキーをお土産に持参し、みんなで食べた。佐野みさ子さんの「山城さんお久しぶり。私はいつもネットで見ているから……」の挨拶に山城さんも大喜びだった。午前の締めにラインダンスなどを楽しく踊った。
降り続ける雨の中、建設予定地とされる大浦湾が見える海岸に立ち寄り、高江を目ざし、また北へ。高江のテントでは韓国からの人も来ていて熱心に話を聞いていた。すでにオスプレイのヘリパッドは建設され、次なる建設の阻止運動に入っている。初心者の練習基地なので事故が多い。離陸時は300度の噴射、やんばるの森は焦げ、もの言えぬ動植物は危機的状況。恐る恐る狭い道の裏ゲートへも寄る。カクショウラン、金銀草が咲いていた。
18時から那覇市内で、普天間基地撤去合意から20年の抗議集会があったが、雨と車の事故などを心配して断念した。
13日は辺野古で午後の座り込みに参加し、テントの中で「辺野古総合大学」の講義を受けた。
(加納花枝/新社会党須磨総支部ニュースより)
写真:今や辺野古名物(?)となったゲート前テント村のラインダンス=4月12日、沖縄・名護市
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107人の尊い命を奪い562人が負傷したJR福知山線脱線事故の大惨事から11年、「ノーモア尼崎事故、生命と安全を守る集会」が4月17日、尼崎小田公民館で約80人が参加して開かれた。
集会ではJR東京駅で働く青柳義則さん(国労東日本本部元執行委員)は、昨年4月に発生した東京・山手線での架線柱倒壊事故や12月の新橋駅地下排水トラブル、新型車両でのブレーキトラブルなど多発する事故の実態を「安全に対してJR東日本は脳死状態である」と告発した。
被害者・遺族の立場から藤崎光子さんは、法人罰・組織罰の実現の取り組みと事故現場の保存問題を報告した。
JR西日本の労働者は、近畿圏で急激に進む駅の無人化・外注化と非正規労働者の拡大や委託会社の劣悪な労働条件の実態などを報告。そんな中でも国労に加入する仲間もあり、職場の闘いを強化する決意を述べた。
JAL不当解雇撤回争議団の西岡さんは、JALで安全が脅かされている例として2月の新千歳空港での事故の状況を報告し、JAL闘争への支援を訴えた。
全港湾神戸支部の宇野克己さんは、「バスの規制緩和の影響で事業者間の競争が激しくなり、そんな中で軽井沢事故も発生している」と、運転手不足と訓練不足のまま働かされる労働者の実態を報告した。
鉄道も空も自動車も安全が最優先されなければならない―。そのことを共通の課題として共に闘うことを全体で確認した。
集会後は、事故現場まで「JRは事故の責任を取れ!安全を守れ!」とデモ行進。犠牲者に献花を行い、行動を終えた。
(東)
写真:鉄道も空も自動車も「安全が最優先」を共通の課題にと確認した集会=4月17日、尼崎市
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高齢者の生活と戦争の無い社会を守ろうと活動に取り組む熟年者ユニオン(今村稔会長)は4月20日、第17回総会を神戸市勤労会館で開いた。
今回も例年と同様、会員の約半数が参加。開催にあたり、熊本地震で亡くなられた方への黙とうとカンパを行い、この1年間の活動報告と16年度の活動方針を承認した。
総会では、共に闘う神戸地区労の宇野克己議長と兵庫県高齢者団体連絡会から尾上勝・西はりま熟年者の会会長の力強い連帯の挨拶も受けた。
熟年者ユニオンの運動の中心は、2003年11月から始めた月例のサンドイッチマンデモである。この4月で136回を数えた。始めた頃は商店街の方からの批判の声もあったが、今では手を振って応援してくれる人も出てきている。やはり、「継続は力なり」である。福島原発事故以降、関西電力神戸支店と行った面談も7回を数える。
今後もこれらの運動を大切にしながら、会員をさらに拡大する方針を確認した総会だった。
(横)
写真:総会後に記念撮影=4月20日、神戸市
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