「新社会兵庫」 4月22日号
- 関西規模でロック・アクション 4.6大阪
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特定秘密保護法の強行成立からちょうど4か月の4月6日、「守れ憲法!許すな秘密保護法!関西集会」が桜満開の扇町公園(大阪市北区)で開かれた。主催したのは、超党派でつくる護憲派の国会議員連盟「立憲フォーラム」、大阪平和人権センター、秘密保護法廃止!ロックアクション(大阪)、の3者。集会には京阪神を中心に関西各地から約4000人(主催者発表)の市民や労働組合員が集まり、平和団体や国会議員の訴えに耳を傾け、集会後はデモ行進を行って同法の廃止を訴えた。<p/>
昨年12月6日、秘密保護法案が強行採決されて以降、この日を決して忘れない、と全国で「6の日行動」が取り組まれており、兵庫でも「憲法を生かす会・ひょうごネット(準)」がその行動を呼びかけているなど、近畿の各地で「秘密保護法廃止!ロックアクション」(ロックは英語で「鍵をする・閉じ込める」の意)が行われている。日曜日となる4月6日はより大きな輪にしようと、3者による共催が決定、関西規模の集会が企画された。
本集会に先立ち午後2時からは、秘密保護法廃止!ロックアクションの主催でロックコンサートが開かれた。山下けいき共同代表(茨木市議)の主催者あいさつののち、“ロックのパワーで秘密保護法をぶっとばせ!”と、バンドやアーティストらによるライブでの訴えが行われた。
本集会では、主催3団体の代表らが登場。立憲フォーラム幹事長・辻元清美衆議院議員は「右翼政権がやりたい放題している。壁を越えてつながろう」と連帯のあいさつ。秘密保護法廃止!ロックアクション共同代表の服部良一前衆議院議員は「とんでもない人権侵害の法だ。市民運動に対する弾圧も強まる。何としてでも廃止に!」と共闘を訴えた。また、特別ゲストとして、立憲フォーラム顧問の横路孝弘前衆議院議長と平和フォーラムの福山真劫代表の2人もあいさつに立ち、横路氏は国会報告として、労働・教育・報道の場で憲法の理念が揺るがされている現状や、これに対抗すべき運動の団結の必要性を訴えた。また、福山氏は「“戦争ムラ”が9条を空洞化させようとしている。今年2月に多くの著名人やいろいろな方々が党派を超えて集まり、『戦争をさせない1000人委員会』が発足した。賛同・署名に協力を」と訴えた。
集会後、参加者は天満コースと西梅田公園コースの二手に分かれてデモ行進し、「秘密はいらない!安倍ヤメロ!」などと市中で訴えた。
(彩)
写真上:主催者側発表で4千人が参加した「関西集会」=4月6日、大阪市・扇町公園 写真下:2コースに分かれてデモ行進=4月6日
- 新社会党県本部が定期大会
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新社会党兵庫県本部(粟原富夫委員長)は4月13日、勤労会館で第19回定期大会を開いた。
大会冒頭のあいさつで、粟原委員長は「やりたい放題の安倍反動政治に対し、党の力をさらに大きくして当面する選挙闘争に集約しよう」と訴えた。
社民党県連、部落解放同盟県連、全日建連帯労組をはじめ多くの来賓から激励と連帯のあいさつを受けた。病気療養中の松枝佳宏中央本部委員長も元気な顔を見せ、近日中の活動復帰を約束した。
討論では代議員ら20人から活発な発言がつづき、この1年間、それぞれが取り組んできた活動経験、その教訓と課題がつき出された。各地の「憲法を生かす会」等での改憲阻止の諸活動、脱原発の運動、さらに地域ユニオン運動や労働組合再強化に向けた職場での取り組み、また、多くの成果をあげた機関紙の拡大運動や総支部・支部活動の活性化など組織活動上の前進も報告され、個々の党員の日常のがんばりを強く印象づけるとともに、出席者を元気づけた。
さらに大会では、今年6月の加古川市議選で7期目をめざす松崎雅彦市議の勝利から、来春の統一自治体選挙を全力をあげて闘い抜き、16年の国政選挙への展望を開こうとする選挙闘争方針も確認した(別掲)。
新しく選出された三役は次の通り。委員長=粟原富夫(再)▽副委員長=上野恵司、加納花枝、永井俊作(以上、再)、鍋島浩一(新)、書記長=菊地憲之(新)、書記次長=中村伸夫(再)
写真:6月の加古川市議選で神戸市7期目に挑む松崎雅彦さん(中央)や来年の統一自治体選挙の公認予定候補者らが決意表明=4月13日、神戸市
- 加古川市議選6月15日告示・22日投票
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任期満了に伴い6月15日告示、22日投票で行なわれる加古川市議選(定数31)で新社会党公認の松崎雅彦さん(61歳・現)が7期目に挑む。目下、立候補の意志を表明しているのが32、3人で、少数激戦が必至。
松崎さんは1990年の初当選以来、「市民が主人公の街づくり」を基本的立場として、市民のくらしと声が優先される市政に、と小学校給食の民間委託や公立保育園の民営化に反対してきた。加古川市ではこの間、2つの病院が統合され、3年後にオープンされる大規模な新統合病院の建設工事が着工されたが、市民の間には現在の2つの病院の存続を訴える切実な声が強い。松崎さんはこの声に応え、「2つの病院の存続と統合計画の見直し」を訴えている。また、中学校給食の早期実現にも取り組んでいる。
まつざき・まさひこ 1952年、加古川市生まれ。68年から90年まで加古川市役所に勤務。その間、労働組合運動に携わり自治労兵庫県本部執行委員、同播磨ブロック事務局次長(専従)などを歴任。90年、市議選に初当選以降、連続6期当選。現在、新社会党加古川総支部副委員長、高畑北町内会顧問、平岡町北地区町内会連合会顧問▼後援会連絡先=加古川市平岡町高畑477 TEL 477‐426‐0529
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◎兵庫県会議員選挙 ▽灘区(定数2)井上力(64歳・新)
◎神戸市会議員選挙 ▽灘区(定数6)小林るみ子(63歳・現/3期)
▽中央区(定数5)あわはら富夫(60歳・現/7期)
◎芦屋市議会議員選挙(定数22) 前田辰一(62歳・現/6期)
山口みさえ(51歳・現/4期)
◎明石市議会議員選挙(定数31) =永井俊作(66歳・現/5期)
(いずれも2015年4月実施予定)
- 兵庫県高齢者団体連絡会が講演会を開催
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熟年者ユニオン、明日を考える東播高齢者の会、西はりま熟年者の会の3つの高齢者団体でつくる「兵庫県高齢者団体連絡会」(兵高連)は4月6日、神戸市勤労会館で「高齢者の明日を考える」講演会を開いた。講師は、ろっこう医療生活協同組合の金丸正樹専務理事。
この講演会の特徴は、高齢者福祉の将来像を学ぶだけでなく、「高齢者こそ、生命と暮らしを守るたたかいのトップランナー」のサブタイトル通り、高齢者の役割を重視する内容であったことだ。
講演では、高齢者福祉の改悪は現役世代の福祉改悪への先制攻撃であるから、高齢者運動の大きなテーマは、社会保障を守り発展させるたたかいと、孤立しがちな高齢者がひとりぼっちにならないように組織する取り組みだ、とまず提起。その上で、政府は、「将来、一人の現役が一人の高齢者を支える肩車型になるから、社会保障制度を維持するためには、高齢者福祉の削減はやむを得ない」として、年金、介護保険、医療保険、生活保護などの改悪を実施し、病人を減らさず患者を減らす保険の市場化や国民総背番号制を実施しようとしていると指摘。さらに、北欧では、@高齢者の生活維持A残存能力の発揮B働き続けるかどう自分が決める、という3原則によって高齢者が生き生きと働いているため社会保障を維持できるが、日本では高齢者を安上がりの労働力として65歳までとしているので、高齢者は不幸であり、社会保障も切り下げなければ維持できないという不都合を招いていると、問題点を明らかにした。
(米岡史之)
写真:金丸正樹・ろっこう医療生協専務理事が高齢者の役割を重視する視点から講演=4月6日、神戸市
- 辺野古、高江の反基地闘争と交流@
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憲法ひょうご(ひょうご憲法集会実行委員会)が派遣する第6回沖縄訪問団は4月4日〜6日の日程で取り組まれ、名護市辺野古と東村高江の現地でそれぞれの基地建設反対運動に学び交流した。
団にはヘリパッド(ヘリコプター離着陸帯)建設に反対して闘う高江の人々を描いたドキュメンタリー映画「標的の村」の上映運動に取り組んだ女性たちを含む16人が参加した。
一行は、4日午後に辺野古の座りこみテントを訪問し、名護・ヘリ基地反対協の共同代表の安次富浩さんから闘争の現状などの説明を受けた。5日は朝から北部の東村高江を訪ね、山城博治・沖縄平和運動センター議長の案内で高江の豊かな自然に触れるとともに、ヘリパッド建設をめぐる攻防の歴史と現状の解説を聞いた。最終日6日は那覇市内で学習会を持ち、沖縄平和運動センター事務局長の大城悟さんを講師に沖縄の基地問題を総括的に学んだ。
今号は辺野古の状況報告である(高江については次号で)。
正念場を迎える辺野古のたたかい
訪ねた辺野古の座りこみテントの前の看板に書き入れられた座りこみの日数は、その日で3638日。その前段に「闘争開始より8年(2639日)の命を守る会の闘い」が加わる。闘いは18年も続いている。
辺野古は、昨年12月27日、安倍政権の圧力に屈して仲井眞知事が辺野古沖の埋め立て申請を許可したことで新たな重大局面に入った。だが、名護市民は1月の市長選で「海にも陸にも新基地はつくらせない」の稲嶺市長を圧勝させた。市長は、市長権限を最大限に行使して辺野古移設を阻止すると明言している。
やがてボーリング調査が始まる。これに対し、安次富さんは「かつてボーリング調査を阻止したような海上デモなどの非暴力の抵抗で必ず阻止する」と揺るぎない。「新基地は普天間基地の移設ではない。揚陸艦も接岸できる巨大な軍事港も備えた、一段と機能が強化された総合的な新基地の建設だ。やがて自衛隊も共同使用する」と力説する。
世界の識者らの国際的署名運動など新たな支援運動も始まった。
今年11月の県知事選挙が攻防の大きな節目だ。
写真上:座り込みテントの前で安次富浩・名護ヘリ基地反対協共同代表から説明を聞く=4月4日、名護市辺野古 写真下:キャンプシュワブとの境のフェンスに張られた支援の横断幕は米軍によって焼きちぎられたように剥がされていた=4月4日、辺野古
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