- 国民の目と耳と口をふさぐ悪法
「何が秘密か、それは秘密」、そしてそれを漏らしたり知ろうとする者には重い罰則―国民の目と耳と口をふさぐ悪法、秘密保護法案の国会審議は緊迫した局面を迎えている。この悪法の成立を許さない世論の盛り上がり、それをつくる大衆運動の広がりがいま問われている。「戦争する国」へと大きく突き進んでいく布石となる秘密保護法案の廃案を求める声は日々大きくなっている。県内でも反対運動が広がっている。
新社会党灘総支部が毎週木曜日の朝、JR六甲道駅前で行なっている「なだ・平和のための木曜行動」を秘密保護法案反対≠訴える宣伝行動にしようと、11月7日からは「憲法を生かす会・灘」と共に木曜夕刻も行動を起こしている。7日は、秘密保護法と一体のものである国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案が衆議院で可決され、秘密保護法案の審議が始まった日だ。チラシを配布しながら、秘密保護法案に対する「シール投票」や安倍首相への「抗議はがき」も呼びかけた。投票結果は1時間の行動で、反対65、賛成5、「知らない」が6。ようやく同法案への関心が高まっていることが感じられる行動となった。知り合いに声をかけるからと「抗議はがき」を20枚買っていく人もいた。
10日には護憲勢力の結集をめざす「共生・連帯」近畿が、京阪神における連鎖行動の一環として、神戸のJR元町駅前で街頭宣伝を行い、新社会党、社民党、緑の党の地方議員らも参加して秘密保護法案反対を訴えた。
新社会党は、さらに12日昼、独自の行動として神戸市協議会を中心に、三宮のマルイ神戸店前で2時間の宣伝行動を行った。あわはら富夫、小林るみ子両神戸市議らがマイクで秘密保護法案の危険な内容とその問題点を訴え、廃案にしようと呼びかけた。シール投票も実施したが、80人を超える人たちが反対に投票した。戦争を経験している何人かの高齢者からは「これでは戦前と同じようになる」という批判の声も聞かれた。
新社会党は中央本部では衆議院での審議の山場となる18日から22日の5日間、国会前での座り込みをいろんな運動団体に呼びかけて行なう。
また、兵庫ではひょうご憲法集会実行委員会が19日から3日間、神戸市三宮のマルイ神戸店前で同法案の廃案を訴える座り込み行動を呼びかけた。(11月16日記)写真上:シール投票も呼びかけながら行った新社会党の宣伝運動=11月12日、神戸市・三宮
写真中:憲法を生かす会・灘の行動=11月7日、JR六甲道駅前
写真下:「共生・連帯」近畿の行動=11月10日、JR元町駅前