- 「9プラス25改憲阻止市民の会」が集会
6月の世話人会と7月の拡大世話人会を経て、脱原発闘争を軸として活動を再開していくことを確認した「9プラス25改憲阻止市民の会」(原和美・代表世話人)は、その皮切りとして8月3日、「『脱原発』を考える集会」を兵庫県私学会館で開いた。集会には約70人が参加し、小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)のインタビューを収録したDVDを観るとともに、福島第一原発の現地、福島県双葉郡からの報告などを聞いた。 集会では原和美さんのあいさつののち、DVD〈原発震災・ニューズリーフ〉9「3ヵ月後の今 福島原発で何が起こっているか―4―」を観て、福島原発事故がその後どうなっているのかについての解説に学ぶとともに、放射能汚染の広がりの実態とそのなかで私たちがどう暮らしていくべきなのかについての問題提起からも考えた。
つづいて、福島原発の現地でこれまで原発反対闘争に取り組んできた森田省一さん(双葉地方平和フォーラム副議長)から「働く者の視点から原発事故を考える」と題する報告を聞いた。
森田さんは、家族がバラバラにされたり、いつ戻れるかも分からない不安が募る原発事故後の避難生活の状況を語るとともに、一瞬にして暮らし・人権・ふるさとを奪い去った原発に怒りを込めて、利益最優先の東京電力の対応やこれまでつかんできた原発で働く労働者の非人間的な労働実態などを紹介した。
さらに、同じく福島県の大熊町から神戸市長田区に原発避難してきた槻林茂さんが、自身の避難生活の実態や一時帰宅にあたっての東京電力の傲慢な対応などを生々しく報告した。槻林さんは元郵政労働者で、震災までは農業(マイタケ農家)を営んでいた人だ。
集会の最後に松枝佳宏事務局長が活動の基調を提案。「原子力から自然エネルギーへの転換と原発の廃炉を要求する」とした会の原発に対する基本的な立場の上に、「さようなら原発1000万人アクション兵庫県実行委員会」の呼びかけに応え、脱原発・反原発の学習と交流の取り組みや「1000万人署名」の運動などに全力をあげることが当面の活動として確認された。9月初旬には神戸市の三宮で署名集中行動に取り組むとともに、10月8日には会員集会を開く予定。写真:原発事故後の避難生活の状況や原発労働者の実態なども報告された「脱原発」を考える集い=8月3日、神戸市中央区9プラス25改憲阻止市民の会
脱原発街頭署名行動- 9月5日(月)〜11日(日)
毎日 16:00〜18:00 - 三宮・マルイ前
- 9月5日(月)〜11日(日)