- 狂想曲第1番「トランプと安倍」。内容はともかく、ド派手な音響、それも金属打楽器がやたら耳につく▼第1楽章「共同声明」。「尖閣、尖閣」とがなりたてる安倍の声以外は従来から聞き馴らされた音律ばかり。ボロを出すような余計なことは言わないでおこうという自信のなさか。ボクちゃん100点と喜ぶのは大甘だが、超低音階で「隠れ作曲者が辞任」という曲調が込められていたのを聴き取ることはできなかったのか▼第2楽章「別荘とゴルフ」。首脳間の緊密度を高めるためにプライベートな招待を演出するのは従来もあったこと。しかし今回テレビに映し出された別荘は、別荘というよりも宮殿、「不動産王」と「王」の字がつく人だけのことはある。しかも、迎賓施設などの公的なものではなく、あくまで私的なものである。2人とも超ド派手なところでプライベート・タイムを過ごすことに国民の眼は気にならなかったのか。ちょっとやり過ぎではとトランプに注意する才覚は安倍にはなかったのか▼中味がなければ入れ物でという気持ちになるのはわかる。トランプの大統領の資質が疑われれば、安倍は選挙で選ばれた人だからと保証するが、これは選挙で選ばれた人のすることか。ド派手の軽さよ。