「新社会兵庫」 4月26日号
- 4月14日夜、熊本地方を襲った震度7の大地震。余震が続くなか、16日未明には、これが「本震」だとされるM7・3の大地震の“追い打ち”。夜が明けてテレビに映し出される惨状に言葉がない。続発する強い余震にも息が詰まる。甚大な被害を受けながら、なお余震におびえ続けなければならない被災者の不安と金武町と恐怖はいかばかりか。一刻も早い、万全の救援態勢、復旧支援を願わずにはいられない▼だが、この大震災の中、なぜだ!と叫びたくなることが政府から打ち出されてくる。震源域がどう広がるか分からないのに、異常が認められないからと運転中の川内原発は止めようとしない▼さらに政府は、救援物資や自衛隊員、自衛隊車両の輸送に普天間基地に配備されている米軍のオスプレイの使用を受け入れた。その安全性に強い懸念が持たれている輸送機だ。その発着用にと、海自の大型護衛艦「ひゅうが」も出動した。「即応予備自衛官」も招集するという。まるで災害を有事に見立てた日米共同軍事訓練ではないか▼さらに菅官房長官は、この機に乗じて、明文改憲の突破口にしたい緊急事態条項(国家緊急権)の必要性まで説いた。いわば全権委任法だ。震災までもが改憲へのステップか。
- 労働法制改悪で市議会に請願
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「労働基準法等の一部を改正する法律案」、いわゆる「残業代ゼロ法案」の廃案を求める請願書を加古川市の3月議会に提出した。新社会党の松崎雅彦市議会議員(ユニオン応援団)に加え、共産党2名、元共産党1名の4名の議員が紹介議員になってくれた
3月9日に本会議が開かれ、連合出身の4名の議員でつくる新市民クラブが賛成してくれたが、公明党議員団(6名)と2つの保守会派、創政会(10名)と志政会(7名)が反対し、不採択になってしまった。加古川市議会での労働者を代表する政治勢力の後退と保守化をまざまざと見せつけられた。
今回の請願は当初、加古川市、高砂市、稲美町及び播磨町の2市2町に提出することを考えたが、紹介議員の問題でつまずいた。加古川市以外は日常的につながりのある議員が全くいない。また、地域で「労働法制総破壊に反対するひょうごアクション実行委員会」に加入している自治労の各単組、さらには東播地区労働組合交流会に加入している労働組合にも呼びかけ一緒に請願をすることも検討したが、準備が不十分な中で断念せざるを得なかった。自治労の各単組とはこの間、労働法制総破壊反対の駅頭ビラを一緒に行ってきただけに残念である。
今回の請願は、1年前に派遣法の改悪阻止の請願として「ひょうごアクション実行委員会」の統一の取り組みとして提起されたものである。しかし、ユニオン内で論議が進まず諦めかけていた。そんなとき、昨年12月にユニオンあしやが、残業代ゼロ法案の慎重審議を求める請願を提出した。それを受けて、はりまユニオンでもやっと3月市議会に請願を提出しようということになった。だが、運動としては「請願を提出しただけ」という結果に終わってしまった。
地域の中で、労働運動が大きく後退してきているという事実を受け止め、その中でユニオンとしてどのように連帯を広げていくのかを真剣に考えなくてはいけないということを痛感した。
塩谷 明(はりまユニオン書記長)
- SNSの活用
- 新社会党兵庫県本部の青年委員会でSNS活用の取り組みを始めました。
もしかしたら説明の必要がないかもしれませんが、SNSについて説明します。ソーシャルネットワーキングサービスの略SNSは、登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービスのことで、TwitterやFacebookなどがそれにあたります。つながっている人との情報交換・交流が瞬時にでき、また友達が多ければ多いほど、「その友達の友達」というつながりを通じて新たなつながりを作ります。
SNSが活用された有名な例として「アラブの春」や「ウォール街を占拠せよ」運動、日本ではシールズやママの会などの戦争法の抗議行動があげられます。
新社会党にはホームページはありますが、SNSがありません。新社会党がSNSを始めたからと言って、新社会党を検索してつながろうと思う人は決して多くはないと思いますし、SNSの緩いつながりで何かが変わるとも思えません。でも、今、高校生の8割、20代の9割以上がスマホを持っている時代、運動の連絡体制には必須なSNSを使って新社会党をアピールしなければ時代に取り残されそうです。この間、県本部や近畿ブロックの会議でもそんな議論があり、また要請も受け、まずはパソコン世代の青年委員会で取り組むことになりました。
そしてさっそく、3月26日、ITの専門家を講師に招き、SNS講習会を開きました。その方によると、最終的にはネットでの党のアピールは、@拡散機能はTwitterやFacebookで、A堅い情報提供の場はブログで、Bホームページは集約の場、というように全部連携させて使いこなしていくこと。でも、まずは共通の趣味を通して不特定多数の人と緩くつながるTwitterが要るとのことでした。そしてそれは、“公式”のものだけはなく、できるだけ周りの党員“個人”が発信するものがあればあるほどよいそうです。
やはり党が「党の宣伝をします!」と言ってもほぼ無視されますので、普段それぞれの持ち場で活動する“個人“がそのつながりをもって党を盛り上げることが必要になります。大切なのはフォロワーを増やすことです。コツは、タイムリーな事柄に的確につぶやく(わかりやすく、親切に、が大事)、おもわず教えたくなることをまじめにずっと発信し続ける、行事の宣伝をする、有名人のリツイートをする、ハッシュタグ(♯)を使って議論に参加する、吹っ掛けられた議論を買う(誠実に、燃えすぎない程度に)などなどです。ツイッターのつぶやきは140字と限られていて奥が深いです。スマホかパソコンがありインターネットをされていたら、無料で簡単に出来ますのでぜひ始めてみられてはいかがでしょうか。
すでに青年委員会もTwitterのアカウントを作りました。名前は「新社会党・兵庫 青年委のお多福さん(@sinsyakai_hyogo)」という名前です。Twitterをしている人はまずはフォローをお願いします。
(岡崎彩子・36歳)
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