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参院選闘争を糧に自治体選へ①
23年統一自治体選挙の第1次陣容決定
新社会党兵庫県本部が県本部委員会

2022/09/28
オンラインと対面の併用で開いた新社会党兵庫県本部の第35回県本部委員会=9月10日、神戸市中央区
 新社会党兵庫県本部(粟原富夫委員長)は9月10日、第35回県本部委員会をオンラインも併用して神戸市内で開き、7月の参院選闘争総括を深めるとともに、2023年統一自治体選挙の取り組み、さらには安倍元首相の国葬反対をはじめ、岸田政権が推進する改憲と大軍拡路線に抗する秋季の大衆運動の取り組み方針などについて議論し決定した。
 ①改憲議席3分の2以上阻止、②動揺する野党共闘の強化に向けた「護憲の第3極」の政治勢力の形成、③参院選を通じての自治体選挙や党建設につながる党の基盤づくりを課題として闘った参院選。その総括では、12年ぶりに”自前の候補者”としておかざき彩子さんを比例区(社民党共同名簿)に擁立して闘った比例区選挙を中心に、目標数には遠く及ばなかったものの闘ってこそ得られた成果や肯定的な感想、具体的な集票活動等の報告で総括案を豊富化した。
 特徴的だったことのひとつは、おかざき彩子さんが訴えた政策(ロスジェネ、非正規労働、ジェンダー、社会保障など)に若い人たちから多くの共感が寄せられたことであり、この選挙で、新社会党の活動姿勢や政策に共感し、2人の若い党員が誕生したことも報告された(党員は4人増)。若い世代とつながり、若い世代につなぐ党建設の前進の一歩と確認した。
 さらに、そうした成果の一端として、来春の神戸市議選に立候補の決意を固めた無所属新人のさかい大起(だいき)さん(33歳)を推薦し、全力で支援して闘うことも決定した。
 統一自治体選挙には、第1次として4人の公認候補、2人の推薦候補をこの委員会で決定した。
■神戸市議選
◎灘区(定数6)
 小林るみ子(現5期、71歳。公認)
◎中央区(定数6)
 あわはら富夫(現9期・68歳・公認)
◎須磨区(定数7)
 さかい大起(新・33歳・推薦)
■芦屋市議選(定数21)
 山口みさえ(現5期・59歳・公認)
 要コウタ(新・47歳・公認)
■明石市議選(定数30)
よしだ秀夫(現1期・63歳・推薦)
 
2023統一自治体選 公認・推薦予定候補(第1次)
神戸市議選・灘区 小林るみ子(公認)
神戸市議選・中央区 あわはら富夫(公認)
神戸市議選・須磨区 さかい大起(推薦)
芦屋市議選 山口みさえ(公認)
芦屋市議選 要コウタ(公認)