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辛淑玉さんの講演や活動を交流
新社会党が2年ぶりに全国女性党員・党友交流会をオンラインで開催
2021/12/29
兵庫のサテライト会場=12月5日、神戸市中央区
コロナ禍のため2年ぶりとなった新社会党の第20回全国女性党員・党友交流会が12月5日、東京の会場と全国をオンラインでつなぎ開かれた。兵庫県本部からは12人が参加した。
前半は辛淑玉(シン・スゴ)さんの講演。数年間ドイツに移住し、大学講師を務めながら暮らした感想などを語った。「自分の頭で考え、意思表示をしないと生きていけない社会が、世界標準だと思い知らされた。『なぜあなたは闘わないのか?』『なぜ自分の考えを持っていないのか?』と問われることが多かった。社会的な会話や、デモやストも日常だ。だからこそ、低賃金労働を許さず、特に女性の人権が官民ともにトレンドになるような社会がある。日本は残念ながらそれらが大切にされず、今後も社会はますます悪くなるだろう」とし、「今、女性たちにできることは、地方議員を1人でも増やし、セーフティネットを作りながら、楽しんで目の前の問題に取り組むこと。必ず若い世代にも伝わっていく」と締めた。
岡崎宏美中央本部委員長は「来年の参院選に向けては、党が推薦する女性の名簿登載予定候補者が内定した。自治体議員を増やすための選挙ともしよう」と激励。
後半は各府県から、葛飾区議選の当選報告、総選挙での野党共闘、上関の自然を守る会の活動などが報告され、元気を分け合った。(岡崎彩)
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コロナ禍のため2年ぶりとなった新社会党の第20回全国女性党員・党友交流会が12月5日、東京の会場と全国をオンラインでつなぎ開かれた。兵庫県本部からは12人が参加した。
前半は辛淑玉(シン・スゴ)さんの講演。数年間ドイツに移住し、大学講師を務めながら暮らした感想などを語った。「自分の頭で考え、意思表示をしないと生きていけない社会が、世界標準だと思い知らされた。『なぜあなたは闘わないのか?』『なぜ自分の考えを持っていないのか?』と問われることが多かった。社会的な会話や、デモやストも日常だ。だからこそ、低賃金労働を許さず、特に女性の人権が官民ともにトレンドになるような社会がある。日本は残念ながらそれらが大切にされず、今後も社会はますます悪くなるだろう」とし、「今、女性たちにできることは、地方議員を1人でも増やし、セーフティネットを作りながら、楽しんで目の前の問題に取り組むこと。必ず若い世代にも伝わっていく」と締めた。
岡崎宏美中央本部委員長は「来年の参院選に向けては、党が推薦する女性の名簿登載予定候補者が内定した。自治体議員を増やすための選挙ともしよう」と激励。
後半は各府県から、葛飾区議選の当選報告、総選挙での野党共闘、上関の自然を守る会の活動などが報告され、元気を分け合った。(岡崎彩)