岡埼史典さん
　任期満了に伴い、10月10日告示、24日投開票で行われる神戸市長選で、新社会党兵庫県本部（粟原富夫委員長）は、確認団体「市民にあたたかい神戸をつくる会（略称・あったか神戸）」が擁立する無所属新人の岡粼史典さん（53歳。同会共同代表など）を支持して闘うことをこのほど決めた。
　同会と岡粼氏は、神戸市政を変える「3つの基本姿勢」として、①コロナから命、くらし、雇用、営業を守り抜く、②自己責任押し付けをやめ、公的責任を果たす、③市民の意見を良く聞き、公約を守る―を示し、基本政策として、以下の「5つの転換」を図る重点政策を掲げている。①市民の命と健康を守る「ケア」に手厚い神戸へ、②地域に根ざした雇用と営業を応援し、基盤が強い神戸経済へ、③教育・子育て支援の予算を抜本的に増やす、④9つの行政区・地域の特性を伸ばし、どこでもくらせる神戸に、⑤だれもが等しく自分らしさが輝く、真の国際都市に。
　政党では日本共産党が同氏を推薦することを決めている。
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おかざき・ふみのり　1968年生まれ。神戸市中央区在住。高校卒業後会社員を経て、2012年から兵庫労連の役員に就任し、現在、兵庫労連事務局次長や神戸・市民要求を実現する会事務局長なども務める。神戸市の敬老・福祉パス制度改悪問題をはじめ、神戸の市民運動に関わってきた。