トピックス

コロナ禍で多くの相談
神戸ワーカーズユニオンが第35回大会

2021/08/24
 神戸ワーカーズユニオン(西直子委員長)の第35回定期大会が8月1日、神戸市勤労会館で開かれた。
 開会にあたり西委員長は、大会スローガンの「フルスイング 私がやる 明日を変える」について触れ、「見逃し三振ではなく、とにかくスイングしてみることだ。コロナ禍で活動が制限されたが、多くの相談がユニオンに寄せられた。その中から加入してきた仲間の頑張りと成長に私たちが学ばされることになった」とあいさつ。
 議案提案のあと、木村文貴子書記長から今年3月に結成された神戸電化工業分会をはじめ各分会と新入組合員の紹介が行われ、それぞれの現状報告がされた。
  新しく結成した分会や新加入した個人など新たな顔ぶれが目立つ大会となった=8月1日、神戸市勤労会館
 その後は労働問題に関する知識を高めようと「プチ学習会」。「労働者代表について」をテーマに、労働者代表の選出方法や役割などについて設問が出され、参加者は配布された番号つきの団扇で回答する形で進められた。回答後には社労士の西山佳子さんからそれぞれの問題点について解説がされた。
 1年間の活動総括と会計報告、2021年度活動方針と予算案など報告・提案されたすべての議案が承認され、大会は最後に大会宣言である「私たちのともだち宣言」を採択し閉会した。(石上)