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定期総会とDVD上映会
平和憲法を守る高砂市民の会

2021/04/13
平和憲法を守る高砂市民の会の第16回定期総会とDVD上映会が3月21日、市内の福祉センターで、コロナ対策のため収容人数を制限して開かれ、20人が参加した。
 記念行事として、コロナ対策のため外部からの講師招へいを避けてDVD『映画日本国憲法』(2005年制作)が上映された。この映画は、2006年の本会の発足前のキックオフ集会としての呼びかけ人会議で一度上映されたもの。日本国憲法制定の経緯から平和憲法の意義まで、ジャン・ユンカーマン監督が知の巨人12人にインタビューしたもので、憲法とはだれのためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条をどう考えるのかなど、安倍前首相の改憲策動を継承する菅政権下で、世界に誇るべき日本国憲法を守り活かすことの重要性を改めて考える機会となった。
 その後の定期総会では、コロナ禍で活動の停滞を余儀なくされた1年ではあったが、憲法講演会と平和を考える集いの開催、会報の隔月発行、朝ビラの毎月発行&駅頭配布などの恒常的活動を維持できたことが報告され、今秋までに実施される衆院総選挙での政権交代を期すことを確認し合って終えた。(嶋谷)
第16回定期総会の前に「映画日本国憲法」のDVD上映会が行われた=3月21日、高砂市