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【県本部労働運動委員会2020総会】
コロナ禍の職場への影響などを産別同士で交流 党県本部労働運動委員会が総会

2020/12/29
 新社会党兵庫県本部の労働運動委員会(細川雅弘委員長)は11月29日、神戸市勤労会館で2020年の総会を開催。自治体、郵政、教育、情報通信、JR、ユニオンの各産別からの参加があった。
 開会にあたって細川委員長は、「新社会党は来年、結党25年を迎える。苦難の時代だが、反撃のための思想を語ることができるのは私たちの党だけだ」といった問題提起が党本部の労働運動委員会総会であったことについてふれ、「兵庫でも産別労働運動を強化するとともに産別間交流を深め、最賃引き上げや労働組合弾圧を許さない運動などを強化していこう」とあいさつした。
 議案提案のあと、各参加者からはコロナの感染拡大によって生活様式や勤務形態、労働運動のスタイルなど多方面で影響を受けていることが異口同音に報告された。とりわけ、「会社業績の悪化により一時金1・19か月の削減提案を受けた」(JR)、「学校一斉休校に伴う課題作成、解除後も分散登校や始業前・終業後の机のアルコール消毒作業などで業務過多になっている」(教育)といった報告が印象的であった。
 有田修事務局長からは、産別交流の充実と党組織の拡大を意識した運動を展開していこうとの集約があり、すべての議案が承認された。
(雅)