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【缶バッチ】
食料自給率アップを! 缶バッジの販売でアピール 兵庫県農業問題懇話会

2020/12/29
 兵庫県農業問題懇話会(中井常男会長)では、終息が見通せないコロナ禍で「食も農もたいへんな危機を迎えようとしている」として、37%に落ち込んでいる食料自給率の引き上げをアピールする取り組みを始めた。
 すでに世界の農産物輸出国は自国防衛のために農産物の輸出規制を強めており、日本の食糧危機が現実のものになりかねない事態となっている。このため、同懇話会では「食料の量的な危機は食の安全性をも脅かす」として、「食料自給率UP」をアピールする缶バッジの販売を通じて農業の再生と命と健康を守る運動の前進につなげていく考えだ。
 また、同懇話会では、輸入農産物の安全性の問題や国内農業の高齢化と後継者難による危機的な状況をも指摘。缶バッジの販売を通じて、遺伝子組み換え農作物の急増や残留農薬問題、アトピーやアレルギー人口の急増の実情などを徹底して暴き、地産地消やスローフード運動、米飯給食の推進など、農業者と消費者が一体となった取り組みを呼びかけている。

※缶バッジは1個100円。50個以上の取り扱いは割引あり。問い合せ・申し込み「等は同懇話会(078・361・3655、または090・7094・2190)へ。
(鍋島)