新社会党兵庫県本部は11月1日、恒例の女性党員交流会を神戸市内で開いた。
　交流会ではＤＶＤ「山川菊栄の思想と活動『姉妹よ、かく疑うことを習え』」を鑑賞。戦前の女性の経済的自立を中心に据えた女性解放のための論争や労働組合に女性部をという提起だけでなく、戦後の労働局初代婦人少年室長として各県の室長を全員女性にするという画期的な取り組みなど、働く女性への積極的な働きかけや自立を支えた山川菊栄の活動を学んだ。
　交流では、介護に関わる新しい仲間の参加もあり、各施設の問題と合わせて国の介護施設の基準の改善を大きな声にしていく必要を確認した。
総支部・支部での女性の学習会の取り組みが広がっていることも報告された。
　また、今回の核兵器禁止条約の50か国批准に合わせて日本の批准を求める署名運動も若い人をまきこむ形でできないだろうか、との提起もあり、具体化が必要とされる。
　さらに、それぞれの選挙闘争や街頭宣伝の中で、パブリックビューの利用や、選挙ドットコムを活用した取り組みなどを模索していることも出し合われ、今後の課題とした。