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【米軍いらんちゃフェスタin京都】
米軍基地の固定化を許すな 米軍いらんちゃフェスタin京都

2020/11/26
京丹後市で本集会に連携して京都市内で開かれた「いらんちゃフェスタin京都」=11月8日、京都市

 例年、京丹後市で開催されている米軍Xバンドレーダー基地に反対する「米軍基地いらんちゃフェスタ」は11月8日に開催されたが、今年はコロナ禍の影響で規模を縮小し、オンラインで各地と結ぶ形で開催された。
 その京丹後での本集会に連携して、いらんちゃフェスタの一部となる「米軍基地いらんちゃフェスタin京都」が同日、米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会の主催で京都市内で開かれ、106人が参加した。
 集会では沖縄から山城博治さん、韓国からTHAAD(サード)反対金泉市民対策委員会の連帯のビデオメッセージが紹介された後、今年4月の京丹後市議選で初当選した永井友昭さん(「京丹後宇川の風」代表)の現地報告もビデオで行われた。その中で、最近の基地の状況として、2期工事にともなう3㍍の高さの防御壁建設が進められたり、新設する浄化槽の排水問題など基地固定化の現状が報告された。さらに、6月の軍人の酒気帯び運転事故が報告されなかったり、7月末に軍人15人が新型コロナに感 染しても接触した市民の検査実態などの情報を公開しないなど、日米地位協定が重大なカベになっていることが告発された。
 その後、事務局からの今後の運動に関する基調提起や近畿連絡会の各府県からの発言、さらに沖縄、脱原発の運動、関西生コン支部からの連帯アピールと続いた。
 集会終了後、参加者は京都市内をデモ行進した。
(中村)